寒くってこれって夏?

9ヶ月ぶりに

「閻魔大王」のような利用者さんのところに行って来た。

「悪魔のようなヘルパー」と命名してくれた、「ありがた〜い。」お方です。

しかし、わたくし、すこし人間改造いたしましたので

「天使のような純白」の心でお伺いいたしました。

昨晩からしっかりと「ごあいさつ」のシュミレーションいたしました。

「お久しぶりでございます。いかがおすごしでしょうか?

またお邪魔いたしますので、よろしくね。」

よっしゃ!!ばっちりじゃん!!

これで「にっこり」したら最高じゃん!!

玄関開けました・・・・・

「なんだ?この汚さ!!」

狭い階段上がりました。

いつもの部屋のぞきました。

いました、いました。寝ていました、閻魔大王が。

そこで出た言葉。

「よっ!!また来たよん。悪魔復活!!」

「おー。」「せっかく来たのに、また寝てる!!何食べるの?」

あらら・・・。これではいかんよ。「天使じゃないよ〜これでは。」

恐る恐る閻魔大王の反応見ると・・・・

「なにやっとたんだ!」

「バージョンアッップしとったんだがね!!悪魔の技みがいとったの。」

「なおったんか?もう良いのか?」

あれあれ?やさしいぞ〜?

3時間しっかりとさぼってしまいました。

今までの「半分」も仕事がはかどりません。

「ショックです。」こんなに体力落ちてたなんて・・・・・

「あんまり、無理して働くなよ。また続けてきてくれよ・・・・」

おいおい。悪魔が改心して天使になるはずなのに・・・・

閻魔大王が仏になってしまって・・・・

不覚にも「悪魔の目にも涙!!」




交差点で隣をふと見た。

ゴミ袋を自転車に乗せ、首にタオルを巻き、ベタ〜とした髪。

疲れきったカオの女の人がいた。

目が合ったので「曖昧な、意味不明な薄ら笑い」をしてしまった。

彼女も返してくれた、にやりと。

信号が変わりペダルを一漕ぎ・・・・

でも、彼女はいない・・・・

「へぇ?」何?地縛霊?

後ろを見た。交差点の脇にあるのは店のガラス戸。

私が映っていたんだ・・・・

ゴミ袋には、雨に濡れたら困る書類の入った鞄。

首のタオルは汗拭き兼日焼け止め。

こんな姿で「活動」に入られたら、利用者さん嫌だろうなぁ〜。





最低!!なことしてしまいました・・・・・

今までだってたいしたヘルパーではなかったけれど、

時間だけは、しっかり守っていたのに・・・・

時間守るどころか、活動日忘れちゃった!!

事務所から電話もらうまで、「今日は仕事がないから
ルンルンルン!!

なんって暢気に「ワイドショウ」みているなんて・・・・

それも、「閻魔大王」さまの所に行く日。

物が飛んでくるのを覚悟して速攻で訪問。



「すんませんでした。すっかり忘れてワイドショウみてました!!」

閻魔大王さまは、やさしく。



「人間誰でも、間違いはある。」


でも、最低の間違いです!!

ちょっと、テンパッテいます・・・( ┰_┰) シクシク。





「節約!節約!」

βακα..._〆(゚▽゚*)チン息子をだかえている、我が家ではない。

一人暮らしのおじいちゃん。

「電子レンジ買わないかんで、節約!節約!」

「風呂をたてにゃぁいかんで、節約!節約!」

じいちゃん、夢は大きく持とうね。

風呂建てるにはいくらかかるだろ?

でも、いいじゃん。じいちゃんの夢なら。

おばさん、主婦の知恵だすよ〜。

その前に、自分ちの「節約」考えんと。




「閻魔大王取説製作」これが今の私の仕事。

大王様、とっても偉そうですが、本当はシャイな奴です。

自分を素直に出せません。

世話を掛けているっていうこと、人一倍感じているんです。

だから、わざと「俺の気持ちをくんだ介護をしろ!!」といいます。

簡単なんですよね、大王様。

介護されていることに人一倍、気を使っているから、

気を利かさないように、気を利かせばいいんだよ。

だからさ、取説つくれば、どんなヘルパーが入っても安心。

無理なこと言っているようで、言っていないんだから。

心の言葉聞いてみて・・・・

口で言っているより、ほんとやさしいんだから。





止めてやる〜〜〜〜〜!!

あんな、事業所!!





口に出していけないこと。

口に出せないこと。

それが、胸いっぱいになったら・・・・

自分がこんなに、弱いなんて思わなかった。

自分がこんなに、何もない奴だとは思わなかった。

なにをやっていたのか?

何を見ていたのか?

口先だけで、何もない自分がとても苦しい。




私のために、泣いてくれた人がいる。

わたしの思いをわかってくれて。

自分は、人のために泣いたことがあっただろうか?

この頃、水分量がへってきたなぁ〜。

心に、潤いがなくなってしまっているんだ・・・・

心が、拒否しているんだ。

一番、自分が自分を拒否しているんだ。

自分を可愛がってやれない人間が「人」を愛せるんだろうか?




「わかっているんだよ。歩かなければいけないの。」

「だけど、恐いんだよ、一人暮らしで調子が悪くなるのが」

いっぱしに、足の筋力がいかに大切か演説ぶった私に。

そうだよね。一人暮らしで体調が悪くなったらどうするのか・・・・

こんなに心細いことないだろうに。

足の筋力どころじゃないよなぁ〜。

元気で、若い?ヘルパーに解かってたまるかよなぁ〜。

じいちゃん!!




92歳の一人暮らしのおばあちゃん。

森昌子ちゃんが大好き!!

「食事はキャベツだけでいい。コンサート行くんだ!」

おおきな○がカレンダーに書いてある。

可愛い、可愛いおばあちゃん。

だけど、食事はしっかりとろうね。




悲しいことが在ったんで、記憶が全部なくなった。

だんなさんを亡くしたことも。

だんなさんを介護したのも。

お風呂に入ることも、食べることも、お茶を飲むことも・・・・

みんな、忘れちゃった・・・・




 

 

 

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